ハト場日記

Working, Reading, and Wondering

2019年12月長崎一人旅(出島~長崎孔子廟~長崎駅)

長崎一泊旅行の二日目。朝食はホテル近所の珈琲屋さんでチーズトースト。昨日の疲れがまだべったりと残っている。

2日目はまず出島へ。今回も路上電車で移動。ちなみに、今回はスマートフォンの24時間乗り放題チケット(600円)を購入して利用した。最初に乗るタイミングでクレジットカード決済できるので、24時間を最大限使えて、非常に便利。ちなみに、通常の紙タイプは24時間制ではなく、終日のみのチケットのようだ。

出島に到着。コンパクトと聞いていたが、想像よりは広いスペース。当時のままではなく、すべて再現した建築物とか。場所は当時のままで、その地盤の上にさらに埋めてて手(当時の地盤を保存するため)、作り直したようだ。

青空が見えて元気も出てきた。こちらの門は輸入と輸出とで左右に分けていたそうな。

オランダ商人(といっても偉い人)が住んでいた環境が再現されていた。畳の上にベッドとは、賃貸物件では考えられない。

食事も豪華。よくぞ当時にここまで洋食を再現したものだと、ただ驚いた。このような食材もそうだし、エキゾチックな動物なんかも持ち込まれていたとか。当時の人は本当にびっくりしただろう。もちろん、出島に入れる人は制限されていたのだが。

窓がら外を眺めて、当時を想像してみた。残念ながら、当時の様子がイメージできない。。もっと時代小説を読むべきか。

ミニチュア版の出島も展示されていた。これは確か地元の中学生か高校生が作ったと書いてあったとの記憶がある。素晴らしいできばえで感心させられた。

次はまた移動して、孔子廟へ。出島には妙に現代的な橋もかかっていて、海外からのカップルが熱心に写真を撮っていた。

長崎孔子廟は、清政府が海外に建てた場所で、日本では唯一の孔子廟。外国でも唯一だったような。

こちらも現代化が進んでおり、入場料はなんとPayPay対応。

孔子廟は中華街と違って、さすが中華の景色。観光客も少なく、快適に散策できてラッキーだった。

孔子の教えを習字できるコーナーも。人も少なかったので、汚い字で一筆書いてきた。

「満ちて覆らないものはない」

麒麟の象。聖人が世に出ると現れるとされている、中国古来から伝わる想像上の霊獣とあった。実際に姿を見るのは初めてだったかもしれない。

孔子象。

ローソクやお線香もPayPay対応。

そして奥には中国歴代博物館も。こちらは撮影不可だったが、大きな磁器など、見事な内容。孔子についてもしっかり説明があった。

この後は、一旦中華街周辺に戻り、昼食後は付近の古本屋を巡った。

何冊か面白そうな本を見つけたが、疲れもあって荷物を増やしたくなく、今回は1冊も買わずに観光終了。

長崎駅まで移動し、簡単に夕食を済ませて、帰路へ。

これで今回の一泊長崎旅行は終了。本当に久しぶりの一人旅だったが、完全に自由に動けるのはやはりよい。今回は欲張りすぎてしまったので、次回はもう少しゆっくりのスケジュールで、ちゃんと読書休憩やカフェ休憩を挟めるような旅にしたい。

次は鹿児島に行こうか、宮崎に行こうか。広島もいいし。悩みはつきない。

直近の旅行計画としては、年末の韓国旅。妻の実家によって、その後はソウルや地方都市に短期旅行に出かけようと思っている。これもまた楽しみだ。