ハト場日記

Working, Reading, and Wondering

2019年12月長崎一人旅(大浦天主堂〜諏訪神社~ホテル~中華街)

トルコライスで腹も膨れたので、次の目的地、大浦天主堂へ。

大浦天主堂へ続く坂道は有名な観光通のようで、お土産屋がずらり。

大浦天主堂到着。ここから先は有料コーナーということで、半分くらいが手前で諦め、ここから写真を撮っていた。入場料が1000円くらいなので、キリスト教に特に興味がなければ、ここから眺めるだけでも十分なんだろう。

私はせっかくなので、入場料払って敷地内へ。

早速協会内部へ!と思ったところ、変なタイミングで大きめの仕事引き合いメールが届き、仕方なく手前のベンチでメール作業。大きい仕事の引き合いに限って、なぜか旅行中が多い。なぜだろう。

規模的には小規模~中規模くらい。内部は撮影不可だったので写真を残せないが、あくまで歴史的な意味合い、存在の意味を考える場所だろう。博物館も付属していたものの、仕事のことで頭がいっぱいで、どうも吸収できなかった。次の予定も近付いていたので、早めに出発。もう少し背景を事前に調べておけばもっと楽しめたかもしれない。

次に向かったのは、諏訪神社

長い階段でも人気だそうだが、さすがに遠い。ただ、こちらの階段は段差が緩めなので、それほど大変でもないか。

ちなみに、この階段こそ、有名な「長崎くんち」というお祭りの現場だそう。

正殿。立派なたたずまい。人混みも無く、静かで空気もキリッとしている。見ると隣に幼稚園があるようだ。母親につられた園児が出てきて、大きな声で神様に一日の感謝を述べていた。この地にしっかりと根付いているという風景で、妙に感動してしまった。神道に強い思い入れはない(むしろ先の大戦の関係もあって苦手だ)が、あのような純粋な風景には、素直に素晴らしいと感じた。

ふと横を見ると「さざれ石」という岩の塊。まさか君が代の歌詞に出てくるやつではなかろう、と思って近付いてみると、まさにその「さざれ石」だった。

特にこの特定の石を歌っているわけでは無く、日本全国にあるようだが、これも初めて見るものだったので、時間をかけてじっくりと鑑賞。

振り返って上ってきた階段を見下ろすと、驚くほど見事な景色。天気は優れなかったが、それでも山が美しい。

諏訪神社には、なぜか動物園も付属。無料で入園可能。神社が管理しているのだろうか。

動物の数は少ないものの、思いのほか楽しめる内容。エサをあげられるようにもなっていたので、子供連れには最高だろう。

そろそろいい時間になってきたので、今晩のホテルへ。

今回は生まれて初めてのカプセルホテル。といっても、比較的新しい「ファーストキャビン」という未来型のカプセルホテル。

飛行機のビジネスクラスやファーストクラスをイメージしたデザインで、清潔感のあるカプセルホテル。

こちらが私の部屋。一番安い「ビジネスクラス」の部屋で、片側に小さなロッカースペースはあるが、荷物を置くところはなし。グレードアップして「ファーストクラス」にすると、もう少しスペースがあったはず。今回はバックパックだけだったので、特に問題なく過ごせた。

寒い時期だったが、フロア全体が暖かくて快適。男女もフロア別に分かれているので、女性も安心だろう。宿泊客も若い年齢層が多かったと思う。外国の女性二人組も見かけた。二人ならホテルの方が快適だろうにと思ったが、おそらく僕と同じように経験のために来ているのだろう。

一息ついた後は、夕食へ。この日は、たまたま仕事で近くにいた妻と合流して、近くの中華街へ。

中華街もライトアップしていた。やはり外国の中華街と比べるとスケールは小さめかなという印象。なぜか異国感もあまり感じられなかった。中華街というよりか、中華レストランが並んでいるというか。時期が悪かったのか?旧正月の時期がよいかもしれない。

この日はちゃんぽんと決めていたが、有名なレストランはどこもすでに行列ができていたので、少し外れにあった老李というお店へ。こちらはガラガラだったが、ちゃんぽんはさすが本場。スープの深みなど、福岡で食べるものとは一線を画する味。さすが長崎。

もう一つの焼きちゃんぽんも期待通り。麺もパリッと焼かれていて、香ばしく、味加減も絶妙。

妻と食事しながら、1日を楽しく振り返ろうと思っていたが、その日は早朝から動きっぱなしだったので、ただただ疲れていた。というわけで、食後はすぐホテルへ。バタンキュー。お風呂に入って、初めてのカプセルホテルを満喫。10時頃には気を失うように寝てしまった。

(続く)