天安の夜と霧の朝

昨日は夕方頃、滞在先の近くにある天安（チョナン）に到着。仁川ではそうではもないと思ったいた寒さがしみてきた。やはり日が落ち始めると寒い。

 久しぶりに歩く天安バスターミナル周辺。天安ではここが中心街となっていて、若者も多い。ソウルで言うところの明洞。もちろんそれほど広くはないが、個人的にはこのくらいの規模が歩き回りやすい。

夕食屋を決めていたのだが、生憎のお休み。スーツケースを転がしながら別の店を探した。レトロなチキン屋さん、漫画カフェ、ホットドッグ屋さんなど、新たな発見もあり。

最終的に入ったのはこちらのお店。ジョンドンチプ。早い時間帯だったが人の入りがよかった。実際、席に着いてから10分程度でほぼ満席。新しいこともあって、人気店だったようだ。

いただいたのはデジキムチグイ。小サイズで22000ウォン。日本語だと豚肉キムチ焼き。思ったほどキムチが前面に出ているわけでもなく、珍しい味。大葉に豚肉とキムチを置き、ニンニク、コーン、サムジャン、そして驚きのマヨネーズをのせて口に放り込む。マヨネーズが予想以上に合っていて驚いた。肉にのっているスライスした唐辛子も絶妙な辛み。店内が暑いというわけでもなかったが、食べ終わったらうっすらと額に汗をかいていた。

少しだけ物足りなかったので、最後は焼きめし。1人前2000ウォンという価格が信じられない（SNSに写真を投稿すると無料にしてくれた）。初日から満足のいく夕食。ごちそうさま。

食後は少し歩いて、またターミナルのビル方面へ。途中、チョコパイハンドクリームなるものを発見。6000ウォンだそうだ。無類のチョコパイ好きなので心引かれたが、一旦スルー。

ビル内にあるEマートによって、いくつか食材のお買い物。

日本のビールが売れないとニュースでは流れていたが、在庫としてはまだ売っていた。ただ、以前と比べるの輸入ビールの種類が増えたような印象もある。日本のビールを飲んでいた層の受け皿にもなっているのだろうか。前からヨーロッパ系のビールは安く、多種売られていたが、見たことのない種類も結構見かけた。

ビールは数本、そして野菜やおやつ、日用品をいくつか購入。たっぷり1時間ほど買い物。正直まだ見たりなかったが、いい時間になってきたので帰路へ。タクシーを拾って義母宅へ。

今年手術をした義母。体調も大分戻ってきているようで、何も用意しなくてもよいと伝えてあったにもかかわらず、キムチを作っていたり、いろいろ準備してもらっていたようだ。申し訳なさと、ありがたさが雑居。これも高齢のわんちゃんも、体が弱くなってきて、歩くだけでも大変そうだ。元気に走り回っていた頃が懐かしい。

昨晩は疲れいて、到着してすぐ寝てしまった。

そして今朝。目が覚めると外が真っ白だった。PMの影響もあるかもしれないが、これは霧のようらしい。珍しい景色に目が一気に覚めた。