久しぶりに両親と九州旅行①:博多~伊万里~九十九島~嬉野温泉
この間実家に帰省したばかりだが、その流れで今度は両親が九州まで遊びに来た。ちょうど陽性者数も大幅に減っているし、次の第6波がいつ襲ってくるかわからないので、今のうちに久しぶりの遠出をしようという魂胆である。
今回は福岡、佐賀、長崎を回ってきた。両親は3泊、その後我々夫婦だけでもう1泊。仕事でかなり病んでいたこともあり、よい気分転換になった。妻もこれから忙しくなるので、英気を養えたと思う。
初日は福岡観光。妻は仕事、父親も大分に用事があるいうことで、久しぶりに母と2人で町歩き。いつか乗ってみたかった福岡のオープントップバスに乗ってきた。
海外でもよく見るタイプの観光バス。福岡にも何コースあったが、今回は高速道路を通るルートに乗ってみた。高速乗った直後は珍しさから楽しめたが、その後はとにかく寒かった。風邪を引くんじゃないかという心配ばかり頭の中を駆け巡り、ガイドさんの説明も頭に入らず。しかし、そんな環境でも、隣で座っていた母は所々ウトウトと寝落ちていたので、母強しというところだろうか。
夕食は母リクエストのパン食。寒かったのでラーメンか鍋でもと思ったが、これはこれでうまかった。周りは若い女性やカップルだらけ。以前なら場違い感を感じていただろうが、最近はあまり気にならなくなってきた。これも成長だろうか。
翌日は父と妻も合流し、レンタカーで西へ向かった。
まずは伊万里市にある大川内山。伊万里では有名な窯が集まっている。1時間ほど散策。実はここ数年茶碗を探していて、よさそうな茶碗があったのだが、どうも決定打に欠けるというか、今回もスルー。こんなことだから、当分買えそうにない気もしてきた。
その後、天気がよかったので、一気に佐世保の九十九島まで車を走らせた。
佐世保バーガーをいただき、九十九島が一番美しく眺めることができる展海峰という展望台へ。噂には聞いていたが、これは絶景。ここは天気が重要。やはり太陽は偉大だ。
展望台から見えたフェリーにも乗ってきた。同じ船に乗船した子どもたちが大騒ぎで騒がしかったが、なんだかそんな風景も久しぶりで、ほのぼのした。それにしても、比較的大きな船なのに、これだけ数の多い島の間を流れるように見事に通り抜けていく。操縦テクニックというのか、素晴らしい。
そしてこの日の宿は嬉野温泉。いつか泊まってみたいと思っていたハミルトン宇礼志野。
ここは妻の友人が絶賛の宿。とにかくお湯が素晴らしかった。温泉宿とはいえ、ここでは洋食をいただけるのもよい。料理の質はそれほどでもなかったが、全体的にサービスもよく、温泉もとろっとした良質なお湯。せっかくだからと少し豪華な宿にして正解だった。