ハト場日記

Working, Reading, and Wondering

ファイザーワクチン2本目の3日後、映画『記者たち 衝撃と畏怖の真実』

前日寝る前に飲んだ解熱剤が効いたようで、この日は朝には熱が36度台に落ち、その後も安定した。腕の痛みも緩和され、やっと普段通りに。うれしくなってアイスやらプリンやらを馬鹿食いしてしまった。

今日は終日休憩。ゲームをしたり映画を見たり。

映画は『記者たち 衝撃と畏怖の真実』。911からイラク戦争までの期間、唯一アメリカ政府の発表(大量破壊兵器の存在)に疑問を投げていたナイトリッダーの記者の話。

自分の記憶では大量破壊兵器の存在に疑問を持つニュースもチラホラあった気がしていたが、あれはナイトリッダー発か海外発信のニュースだったのだろう。あるいは、それが露呈した後の情報を勘違いして記憶に残っているか。

いずれにしても、ジャーナリズムには強い思いを抱いているはずの米国でこのありさまだったいうのは、なんとも情けない。当然国民的な感情、愛国心の盛り上がりなどが起因していたのだろうが、そこで冷静さを失った代償は大きかった。一方で、なんともアメリカらしい動きと言える。

映画としては少し物足りなかった。時間も90分程度だったこともあり、もう少し細かい描写があってもよかったのかもしれない。ただ、バディーラブというか、ブラザー愛というか、メインの2名の記者の関係性というは、やはりいいですな。