ハト場日記

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【韓国の冬と温泉】牙山のパラダイススパ道高に行ってきた

2020年の初風呂へ、牙山市の道道温泉に行ってきた。

義母は温陽温泉に行くとのことで、温陽温泉駅まで一緒に移動。市バスを逃してしまい、仕方なくタクシー移動。3人だとタクシーもコスパがいい。

温陽温泉はソウルからも電車一本でアクセスがよく、観光客にも人気。足湯もあるし、市場もあるし、日帰りではもったないないほど。

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周辺の環境も、十分なお店があり、商店があり、人通りもありと、ちょうどいい「地方都市」。いや、地方の温泉街か。

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市場も昔ながらのよい雰囲気。
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義母と別れ、少し早めの昼食に向かった。行ってきたのは、この周辺ではちょっと有名なミルミョン屋。ミルミョンとは、ネンミョン(冷麺)から派生した食べもので、そば粉を使った冷麺と異なり、小麦粉ベースの麺で作る。朝鮮戦争中に北から逃れてきた人々が釜山周辺で作り始めたのが始まりだったはず。
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ここが珍しいのが、ミルミョンのスープに鳥ベースの出汁を使うこと。これは釜山とか慶尚道ではあまりないはず。

とはいえ、今は真冬。あまりに寒かったこともあって、ちょっと予定を変更してビビンミルミョンを注文。辛めのソースに麺がよく絡んで旨い。麺は太めで、日本のナポリタンに使うくらいの太さ。個人的にはもっと細めが好きかな。
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寒さに弱い妻はオンミョン(温麺)。周りもほとんど湯気の立つ麺を食べていたので、冬はこれが人気のようだ。
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価格も良心的。麺類が5000~6000ウォン。ほかにもスユク(肉の盛り合わせ)もあり。これは飲む人向けかな。
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混雑時用に待合テントもあった。季節・時間によっては相当並ぶらしい。確かに美味いが、並んでまで食べるものかはよくわからない。
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では、道高温泉へ。市バスで移動する予定だったが、運良く専用のリムジンバスが目の前に止まったので、そちらに乗って移動。温陽温泉駅周辺のバス停から30分かからずに到着。

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今日は1月2日だが、こちらは1日だけが祝日なので平日扱い。とはいえ、学校は休みなのか家族連れが目立った。
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チケット売り場でチケット購入。妻が事前に割引チケットを買っていたので、ここで引き換え。
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値段は平日で大人5万ウォン前後。これは温泉と温水プールの両方の利用料なので、温泉のみなら1万ウォンちょっと。
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館内は清潔で気持ちがよい。暖房もしっかり効いていて、至極快適。
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温泉プールの屋外。流れるプール、温泉が数か所(ヨモギ湯、ぶどう湯、ラベンダーなどテーマ多彩)、ウェーブプール、スライドなど。スライドはさすがにクローズだったが、ウェーブプールは営業中だった。流れるプールは温度低めだが、真冬でも割と快適だった。氷点下になるとちょっと厳しいかな。
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室内にも大型のプールやジャグジーなど。水温は外の流れるプールと同等だが、館内は暖房がしっかりと効いていて快適。施設内には食事場所も。全体的に期待したよりもよく、大人2人で2時間以上遊べた。
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このほかに、男女別の温泉施設もあった。子供連れでもなければ、こちらだけでもいいかもしれない。韓国の温泉施設としてはかなり清潔な方で、ゆっくりできた。温泉は無色透明。温泉だけなら温陽温泉でもいいと思うので、やはりこちらはプール目的かな。

ゆっくりした後は、また温陽温泉に戻り夕食タイム。
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ここでもまた有名なカルグクス屋さん。今思えば、1日麺しか食べてない。

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市場の中に位置するカルグクス屋さんで、入ると結構広くて驚いた。価格は最近若干値上がりしたようだが、それにしても安い。ちなみに、韓国の市場なら安いカルグクス屋が入っていることが多い。ここは観光客も多かったが、基本的には市場で働く人向けに出しているのだろう。
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味も安心できる味というか、これといって大きな特徴もないような気もするが、どんなコンディションでも食べれそうな優しい味。テーブルにあるタレを入れると辛さがぐっと増す。個人的にはキムチを投入しながら味を変化させる方が好き。
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ちかくにはスーツケースで来店する客、ソウルから来た女子3名など、やはり観光客がネット情報を基に訪れているようだ。という我々もそうだが、それにしても観光客が増えている中、この価格でやっているのは素晴らしい。価格を上げれば常連に怒られるのだろうが。
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食後ちょっと物足りなかったので、久しぶりにアイスクリーム屋へ。年に何回か、無性に美味いアイスクリームが食べたい日ってありますよね。
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ジュニアサイズで、キャンペーン中だったクリームチーズケーキのものと、もう一つ別のチーズケーキ味の2種類に、コーヒーを注文。やはりスーパーのアイスとは比較にならない。我々の前に注文していた女の子。うれしそうに軽くジャンプして踊りながらアイスを待っていた。美しい姿にすこし見とれてしまった。そう、アイスは正義。愛。希望。幸福の象徴なのだ。。
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