2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧
カール・マルクスとフリードリヒ・エンゲルスの出会いから『共産党宣言』の執筆までを描いた本作。ヨーロッパ各地を移動しながら活躍する2人。マルクスの強烈な批判的精神。そしてエンゲルスの革命に対する意欲が印象的だった。終盤近くのエンゲルスによるス…
久しぶりの名古屋帰省から戻り、次の日には先週から戦々恐々としていた恐怖の会議に出席。悪い状況というのは、事前に想像するほど実際は悪くないというのが通説だが、今回に限っては想像通りの悪さだった。会議終了直後はそれほど落ち込まなかったことに驚…
今日は今年2回目の歯医者。1回目は先週ドキドキしながら行ってきたが、今回は珍しく何も異常がなく、歯石取りだけとなった。左の奥歯が少し気になっていて、それも伝えたのだが、現状はまだ大丈夫そう。もう少し様子見ましょうとのこと。削ることに消極的な…
HBOの犯罪ドラマシリーズ『The Wire』のシーズン2。 衝撃を受けたシーズン1を観てからたぶん1年以上は経ってしまったが、数日前に見始めたら止まらなくなって、今日も夕方に仕事が終わってからずっと観ていて、今最終エピソードを見終わったばかり。もう夜中…
アルベール・カミュの自伝的小説であり、未完の遺作となった『最初の人間』の映画版。 年老いた母を訪ねて故郷であるアルジェリアを訪問した小説家コルムリ氏(カミュ)。幼少時代を思い返しながら、アルジェリアの地を歩く。アルジェリアは内戦状態が続く混…
いい映画だ。キム・ユンソク主演の割には、とても平和な映画。ほっこりとするホームドラマと言えようか。だが今は2021年10月。この映画を観た僕は、怒りに震えている。ウィシュマさんのことを思い、どうしようもない怒りに震えている。 弱者の扱いが酷いのは…
夕方納期の仕事の仕上げ。問題なく納品。その後ジョギングへ。 今週末から来週後半まで埋まるはずだった仕事の一部が急になくなってしまい、来週のスケジュールがあいてしまった。S社にもそのスケジュールとのブッキングで仕事を断っていたので、N社から追加…
最近出版されたばかりのカミュの評伝。 著者は100分de名著で『ペスト』を紹介した中条省平氏で、最近光文社から『ペスト』の新訳も出している。 カミュの人生を時系列に追いながら、随所で主要作品の解説が入っている。もう少しボリュームが欲しかったが、新…
妻が昨日から出張。しばらく一人暮らしになりそう。 昨日から仕事は再開していて、今日の夕方までに、なんだかんだで来週末頃までスケジュールが埋まった。 今日はN社のE案件の仕上げ。夕方頃無事納品。 前回の関連案件で、個人的に少し攻めた訳文にしたもの…
先日読んだ『すらすら読める方丈記』に続いて、同じ著者による徒然草も読んでみた。 yushinlee.hatenablog.com こちらは全訳というわけではなく、ベストアルバムのような構成になっている。テーマごとに章立てられていて読みやすいが、著者本人も言っている…
「邪馬台国は別府温泉にあり」という面白い説を紹介する本書。著者はヤクルトの研究所で生命科学、生物工学分野の研究の経験を持つ酒井正士氏。古代史としてはアマチュアなのだが、邪馬台国研究者としては、いわゆる門外漢という経歴も珍しくないと思う。全…
九州に越してきてから、ずっと行ってみたかった寿司屋があった。ただ、普段は夜しか営業していなくて、口コミなどを見ると飲む客が多く、酒をあまり飲まない自分にとっては少しハードルが高くて行けていなかった。そんな中、先日その付近を歩いていると、「…
今日は日帰りで小倉まで行ってきた。天神から高速バスで100分程度。新幹線なら博多駅から十数分という距離だが、意外とあまり行ったことなくて、今回2回目。前回は立ち寄って一泊しただけだったので、ちゃんと見て回るのは初めて。 到着後、早速ランチにサン…
今日は昼に焼き肉を食べに出てきた。このあたりでは超がつくほどの有名・高級店。庶民価格のカルビ定食と、一番高い匠定食を2人で分けていただいた。年齢のせいだろうが、だんだん牛肉が疲れるようになってきた。焼き肉にしても、最近は豚肉の方が上等に感じ…
遅めの夏休み2日目。ゆっくり起きたら10時を過ぎていたので、急いで支度して街へ。今日の外食ランチは有名な広東料理屋さんで飲茶。おまかせの飲茶6品と、香港にありそうなワンタン麺。2200円とお高いランチだが、休暇なのでOK。 その後は少しだけ買い物をし…
今週は久しぶりに休みを取っている。今日はバスの一日乗車券を買って、町に出てきた。昼はおしゃれなレストランでロースビーフ丼。妻が注文したカルボナーラが美味しかった。 一度自宅に休憩に戻ってから、また夕食に出かけようとバス停に並んでいた。バスが…
Kindleで積んでいた方丈記。読んでみたら驚くほど面白い。資本主義型金儲けに嫌気がさしてきた現代には最適かもしれない。 前知識はまったくなく、学校で習ったはずなのに、随筆ということすら忘れていた。 読んでみると、当時の災害の様子を克明に記録した…
ある事件の目撃者となった自閉症の少女と、その容疑者を弁護する人権派弁護士の物語。自閉症という難しいテーマを取り上げながら、かなりリアルな表現に徹し、非常によくできた映画だと思った。ダークサイドへ足を踏み入れるべきか悩む弁護士の葛藤も描かれ…
第二部はマルクス・ガブリエル(MG)との対談。 第一章では「ポスト真実」を取り上げる。 哲学を使ってよりよい社会を作るのにどう貢献できるのか。MGはメディアでの露出も多く、個人的にはそれほど追っていなかったが、哲学者としてではなく、メディアに人…